ベタの飼い方
・水質 弱酸性~中性(pH6.0-7.0) ・硬度 軟質 ・水温 26-28℃
・水量 1L~5L以上(水量が少ないほど上級者向け)
ヒレが長い種類やジャイアントは5L以上をおすすめします。
・水換え頻度 水量やろ過によります 3日~7日
週1回は絶対に容器等も洗いましょう!
ヌメリや菌の繁殖はベタに大敵です!
(水量が少ない場合はこまめに糞をとり2-3日もしくは毎日換えてください)
・水換え量 基本は全換水 水質にうるさい個体等は3分の1~半量をまめに換える
・ベタはオスもメスも1匹で飼うのが基本です。
・泡巣(水面に作る泡の固まり)を常に作っているのが状態がいいというわけでは
ありませんので泡巣を作らないことで不安になることはないでしょう。
(水流があったり水面に風が当たる所だと泡巣が消えやすかったりもします。)
・オスはヒレなどの維持や便秘予防、
運動等のためできれば1日1回 3-15分程度、
魚の体力や月齢に合わせて調整してください。
鏡やほかのベタを見せてフレアリングをさせましょう。
(威嚇をさせることをフレアリングと言います。)
・糞は健康のバロメーター。糞をしているかチェックをしましょう。
糞は見つけたらこまめに取りましょう。
・餌は魚により大きさも必要な量も違います。
毎日与えなければならないものではありません。
お腹が少しふっくらする位を目安に与えましょう。
お腹が膨れたままの場合は消化中のため餌は与えず糞をして
お腹がすっきりするまでフレアリングなどの運動をさせながら待ちましょう。
※餌を食べてから数日たっても糞をしない・お腹が膨らんだまま等の場合は
糞詰まりや腹水病の可能性があります。
・ベタの水質やファームの様子について
ファームにより水質は大きく変わります。雨水利用のファームや浄水器を付け水道水を
利用するファームなど様々です。一般的にタイの水はアルカリに近くpHが高いので
ファームによってはマジックリーフや塩を使用してpHを下げたり各ファームにより
異なる水作りをしています。
体調が悪い魚にはまずはとても濃くしたブラックウォーターと塩を使用して現地では
様子を見て治らない様であれば薬を使って飼育されています。
どの日本の店舗も1つのファームからではなく色々なファームから輸入していますので、
そのベタがどういった水質で飼われていたかはわからないと思います。
輸入直後にすぐ売るところのベタは購入後、輸入の疲れと輸送の疲れ
水質の変化による体調不良や死亡に気を付けてください。
様子を見ながらながらお客様の地域の水に合うように慣れさせてください。
大体のベタは水質にうるさくない個体が多いので問題ないことが大半だとは思います。
当店のこだわり
当店では輸入後すぐに販売はせずトリートメントや餌の嗜好や食いのチェック
オス・メス全て個体別に飼育し容器もほぼ使い回しはしません
集中濾過や混泳などでの病気蔓延や喧嘩等による傷や
そこからの病気発生等はない様に一匹一匹
お世話をさせて頂いています。
また、日本の環境になれるよう体調を整えてから販売することをしております。(予約先行販売は除く)
当店水質はpH6.0-7.0(6.5くらいをタイと同じくベストとして考えています)
また、お客様のご自宅の水と明らかに違う水を作るということはしないようにしております。
(基本的には水道水にカルキ抜き(ハイポ)を入れた水のみで飼育しております。)
小ネタ
タイのコンテストでの水質でpH6.5だった時に運営側の方が
今回は良い水だって言っていたこともあるのでアルカリではなく
弱酸性をタイでも意識して飼育しています。